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千歳台の家

SETAGAYA

築10年弱の建売住宅のリフォームです。
キッチン、リビング、和室が個室化されていたため、壁や垂れ壁を取り外してひとつの空間につなげることを計画のメインとし、床暖房が敷設されているフローリング以外の内装(畳、壁、天井、家具)を新たにデザインしました。

リフォーム前は、天井の高さはそこそこあるものの全てが同じ高さであるため、伸びやかさに欠け平坦な印象でした。伸びやかさとは、数値ではなく感覚(錯覚)です。そこでキッチン天井を白く塗装して低く下げ、そこから一段上げてダイニング、さらに一段上げてリビング、と高低差を設けることでリビングの天井が高いと錯覚できるようにしました。また中間高さの天井には木の羽目板を貼り、水平方向のつながりを強調し、伸びやかに感じるようにしています。リビングの天井に設置した間接照明も一番高い天井に浮遊感を持たせる効果を発揮しています。

作り付けの家具は、弊社の描いた図面を元に工務店提携の家具業者が制作しています。家の一部、空間の一部として家具を設えることは、全体の上質さを生み出すと感じます。特にキッチン家具は、高級メーカーでなくても痒いところに手が届く家具をつくることが可能であり、オーダーメイドという言葉がピタリとはまります。これも家づくりならではの楽しみの一つです。

撮影:新澤一平

[SPEC]

工事種別改築工事
建築用途専用住宅
家族構成夫婦+子供2人
主要構造木造(在来軸組工法)
階数地上2階
施工株式会社渡辺富工務店
完成2018年
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